ABCサニーブログ

営業部のヨシが不動産担保ローンの解説、弊社、他社を含め、よくあるケースや実例を紹介します
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2013/09/26 敷地延長物件の担保評価

こんにちは、営業部のヨシです。所有する宅地が正方形あるいは長方形ではなく、敷地が一部通路に延長されている、L字型のような宅地を敷地延長物件と言います。例えば宅地30坪所有でも間口2m、奥行き5mなら、実際に建物が建築できる宅地部分は敷地延長部分2m×5m=10㎡(3坪)を引く27坪となります。本日は不動産担保ローン融資における敷地延長物件の担保評価、融資の実例を解説いたします。

大阪市内で下水処理の事業を営むAさんは、運転資金800万円の調達に不動産担保ローン融資を申し込みました。担保物件となる自宅は土地37坪、建物築30年の木造2階建て、土地、建物ともにAさん名義です。最寄りの大阪市営地下鉄住之江公園駅から徒歩10分、近隣には住之江公園、住之江区役所等もあり住環境は良好、人気の住宅街です。近隣の不動産取引相場は坪80万円前後でAさん宅も土地代の評価で通常なら坪80万円×37坪=2960万円と評価されますが、Aさん宅は間口2.5m、奥行き6mの敷地延長物件のため、敷地延長部分の2.5m×6m=15㎡(4.5坪)が通路とみなされ、有効面積は32.5坪で担保評価は坪80万円×32.5坪=2600万円と査定されました。Aさん宅には住宅ローンの借入等もなく、無事に事業資金800万円の不動産担保ローン融資が実行されましたが、敷地延長物件は不動産担保ローン融資の審査において、明らかに不利ですね。しかし、あくまでも物件査定に関わる問題であり、敷地延長部分は駐車場利用や公道からの騒音等からも回避できるので人気もあります。